全国高校駅伝において、外国人留学生への新ルールがひどいと話題になっています。
今回は、
・2024年大会から適用される留学生のルールはどう変わったのか
・2024年大会から適用されるルール改正で起こる影響
・2024年大会から適用されるルール改正のSNSの反応
について、詳しくまとめました。
2024年大会から適用される留学生のルールはどう変わった?
新しいルールでは、高校駅伝における留学生の起用に制限が設けられました。
具体的には、「男女とも留学生の起用は最短の3キロ区間に限る」という内容です。
これは留学生が走る区間が、そのチーム内で最も距離が短い区間でなければならないという意味です。
この新ルールにより、10区間ある駅伝で留学生が走ることができるのは、
男子→2区 or 5区
女子→3区 or 4区
に限られることになりました。
これまではどうだったのかな?
これまでのルールでは外国人留学生は男子は3区(8・1075キロ)、女子はアンカーの5区(5キロ)の2番目に距離が長い区間で起用されるケースが多かったよ!
駅伝は日本の高校スポーツの一翼を担う重要なイベントであり、全国各地から多くの学校が参加しています。
留学生の起用には、その学校の特性や競技力に関わる要素がありますが、留学生が最短区間を走ることで、チームのバランスや競技の公正性を保つことが意図されています。
また、留学生が最短区間で走ることで、チーム全体の戦略や戦術に影響を与えず、あくまで参加の機会を提供することができます。
競技の公平性や駅伝の魅力を保持することが目的ということだね!
2024年大会から適用されるルール改正で起こる影響
新ルールは、留学生と日本の高校駅伝に関わるさまざまな影響が考えられます。
高校側は自校のレベルを上げるために留学生をとっています。
チームからすると、留学生との生活や練習はモチベーションがあがり、チームが強くなることが期待されますよね。
そういった意味では、留学生が「3キロ」に制限されることで選手のモチベーションが下がってしまうのではと懸念されています。
しかし一方で、近年の留学生は単なる「助っ人」という扱いになっているチームもなきにしもあらずです。
留学生とともに練習をして切磋琢磨するのではなく、足の速い留学生に区間を任せるのみで高校の宣伝として使っているという側面も。
こうなってくると、高校駅伝の公平性が問われる気がする…
こうした側面への規制として定められたともいわれる今回の新ルール。
果たして「3キロ」のためだけに留学生を呼ぶ必要があるのでしょうか。
高校駅伝で活躍することは、留学生にとっても一大決心。
最終的に日本で活躍の場を持てるのか、ある意味人生の賭けともいえる決断になるのです。
また、この先さらに少子化が進むなか、金銭的に留学生を呼べる高校とそうでない高校がでてくる可能性も…
今後ますます、公平性が問われてくるでしょう。
SNSでは今回の新ルールについて、賛成という意見が目立ちます。
そもそも留学生の扱いが「助っ人」となっている側面があったので、今回のルール変更は賛成
留学生と称して大会にエース出場させるのがそもそもどうかと思っていた
多様性を理由になんでもありな状況だったから、これは英断
力の差を埋めるための策だとは思うけど、私立か公立かでもお金を出せるかどうかで公平さが変わる
一方で、こんな意見も。
留学生といっても、目的はさまざまなので一括りにしては失礼では?
いっそのこと留学生禁止というルールにした方がいいのでは?
まとめ
今回は、
・2024年大会から適用される留学生のルールはどう変わったのか
・2024年大会から適用されるルール改正で起こる影響
・2024年大会から適用されるルール改正のSNSの反応
についてまとめました。
2024年の全国高校駅伝は、12月22日(日)に開催予定です。
新ルールに変わった高校駅伝がどのような結果となるのか、今から楽しみですね。
それでは今回もお読みいただきありがとうございました。